マック地蔵の正体って何?消えた鳴らない邪魔と言われる由来とルール

こんにちは。

今日はUberEats(ウーバーイーツ)配達員の映画が公開されたニュースを聞いて、気になった「マック地蔵」について。

そもそも、マック地蔵って何のこと?と疑問に思った私。UberEatsエリアに住んでないので全く意味が分かりません。

またマック地蔵に関する用語やルールもあるので調べてみたいと思います。

マック地蔵の正体って何?

マック地蔵とは

マクドナルドの前でたむろしているUberEats配達員のこと

つまり、マックのデリバリー配達の仕事を待っている人のことの表す総称でした。

主にUberEats配達員のことを言うようですが、出前館、パンダ、メニューなどのフードデリバリー配達員のことも指すそうです。

マック地蔵は外国人、特に東南アジアの人たちが多いそうです。

なぜマック地蔵は東南アジアの人が多いの?

留学ビザが関係していました。

東南アジアの方たちは在留資格の関係で労働時間に制限があります。

特に、留学ビザで日本に来ている人たちは勉強することが主たる目的。そのため、1週間に28時間までしか働けません。

毎日だと1日4時間。週5日であれば1日5~6時間ですね。

そうなると、彼らにとっては短時間に集中して働く方法がよく、マックの前で待ってピーク時間だけ稼ぐということになるわけです。

なぜマックの前に東南アジアのUberEats配達員が多いのか?こういう理由が背景にあるとは、田舎人にとっては思いもしないことでした。

マック地蔵が消えた?と言われる理由

マック地蔵が消えた!?

その理由には、報酬体系の変化にありました。

2021年5月10日から東京ではUberEats報酬体系が新しくなったそうです。

今までは自転車で走った距離がカウントされ、距離のみで報酬が決定していましたが、新しい報酬体系は次の2つで決定されることになったのです。

  • 距離と時間で決まるベース料金
  • その他の要因で決まる配達調整金

旧体系であれば、距離のみで報酬が決まるため、一日いくら稼げるか自分で計算することができましたが、新体系では新たに「配達調整金」が導入されたため、いくら稼いでいるか?自分では計算ができず分からない・・

マックはたくさん店舗があり需要も多いため、距離が短くても回数が稼げる(短時間で稼げる)ところに魅力があったのが、報酬体系の変更で、回数と報酬が比例するとは限らなくなり、働く時間に制限がある東南アジアの人たちがマックの前から姿を消したというわけです。

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マック地蔵しても鳴らない?干された?

マック地蔵を調べていくと「鳴らない」というキーワードにぶつかります。

地蔵しても鳴らない・・この言葉の意味は

  • 「地蔵しても」は、マックなどのお店の前で待っていても
  • 「鳴らない」デリバリー仕事、配達依頼がない

コロナでフードデリバリーの需要が増えているのに、鳴らないのはなぜか!?というと、これもコロナの影響で仕事がなくなった人が増え、UberEats配達員が増えたというわけです。

UberEatsの需要が増えても、配達員が増えれば、仕事の取り合いとなり鳴らない(仕事依頼ない)。

UberEatsの同業者フードデリバリー業者も増えているため、競合が厳しくなっているんですね。

鳴らないからUberEatsから干されたと思い込んだ配達員も多く、そのつぶやきが話題というわけでした。

マック地蔵が邪魔

鳴らない・・干された・・この現象の前は、マック地蔵が邪魔!と言われることもありました。

マック地蔵は、マック前にたむろするということは、多くのUberEats配達員たちがマックの店の待っているわけなので、道をチャリンコと人で溢れる。

その道を利用する人、車、タクシーなんかからは邪魔扱いされていたんですね。そんな時期もあったということです。

マック地蔵のルール「ひっそり地蔵」

マック地蔵さんたちには暗黙のルールがありました。そのルールは

ひっそり地蔵

マックの前で待機(たむろ)して、通行人や他のお客様たちに迷惑をかけないようにする当たり前のルールですが、その姿はひっそり地蔵と呼ばれていました。

  • タバコを吸わない
  • だらしない格好をしない
  • 座わりこまない
  • お店から数分の場所で待機

UberEats配達員の印象が悪くならないような見た目に注意して、邪魔にならないところで依頼(鳴る)を待つこと。

ひっそりと地蔵しましょう!

UberEats配達員パートナーの合言葉のようです。

まとめ

マック地蔵について調べてみましたが、いかがだったでしょうか?

UberEats配達員を見たことがない田舎人にとっては、日本でこんなことが起こっているのか!?と目からうろこでしたが、都会では当たり前な現象なんでしょうね。

田舎では需要があっても、距離の問題でチャリンコで配達できないので流行ることはありませんが、今後も世の変化にアンテナ貼って知らないことを調べていきたいと思います。

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